はじめに:補助金審査では「加点」がカギ!
葬儀業を営む中で、広告や設備投資、IT導入などに補助金を活用したいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
近年の補助金制度では、審査において「加点項目」の有無が採択結果に大きく影響する傾向があります。
その中でも、比較的取り組みやすく、効果的に加点が狙えるのが「一般事業主行動計画の公表」です。
今回は、その加点対象の一つである【両立支援のひろば】について詳しく解説します。
※この記事は更新日時点の情報に基づいています。最新の情報は、必ず省庁や自治体の公式サイトにてご確認ください。

両立支援のひろばとは?
「両立支援のひろば」は、仕事と家庭の両立を支援する企業や、働く人、求職者をサポートする情報プラットフォームです。企業が行う両立支援の取り組み内容や、進行状況、関連制度などを公表・検索できるよう整備されています。
2023年3月以降、このサイトにおける「一般事業主行動計画」の公表が、小規模事業者持続化補助金における加点項目として組み込まれました。
補助金との関係と注目ポイント
近年の補助金では、経済産業省だけでなく厚生労働省の制度や認定項目が加点要件として取り入れられる傾向があります。
【具体例】
- 【持続化補助金】… 一般事業主行動計画の公表で加点(※従業員数不問)
- 【省力化補助金】… くるみん/えるぼしの認定で加点(※21名以上は公表必須)
- 【IT導入補助金】… 健康経営優良法人、くるみん、えるぼしで加点
中でも「一般事業主行動計画策定加点」は比較的取り組みやすいのが特長です。
登録は以下のサイトからオンラインで完了します。
「くるみん」「えるぼし」などは認定取得まで1年以上かかることもありますが、「一般事業主行動計画」は登録すればすぐに加点対象となるケースもあり、小規模事業者持続化補助金ではおすすめの加点対策です。
利用できる人と企業のメリット
<企業側のメリット>
- 自社の両立支援への取り組みを社外に発信できる
- 他社事例から自社の改善点を把握できる
- 補助金の加点対象となり、採択率アップに貢献
<働く人・求職者側のメリット>
- 就職・転職活動の企業研究に役立つ
- 働きやすい職場環境かどうかを確認できる
- 両立支援制度への理解を深められる
両立支援のひろばに掲載できる情報
掲載できる主な項目は以下の通りです。
- 一般事業主行動計画の内容と実施状況
- 次世代育成支援対策の進捗
- 認定制度の活用状況(くるみん・えるぼし等)
- 具体的な両立支援の取り組み事例
これらの情報を整理し、サイト上で公開することで、企業の取り組み姿勢を広く伝えることができます。
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