【葬儀社に役立つ売上UPのヒント】 第4号
~販促、広告、Webサイト制作、デジタルマーケティングなどの戦略をお伝えします~
葬儀社がWebマーケティングで葬儀の受注数を増やす手段のひとつとして、ローカルSEO対策が挙げられます。
特に地域社会に根付いたサービスを提供する葬儀社にとって、地域の人々に自社を知ってもらい、必要なときに思い出してもらえるような存在になることは非常に重要です。
具体的にローカルSEO対策とは何か、どのような効果が期待できるのか、またその取り組み方についてご説明いたします。
目次
1. ローカルSEO対策とは
ローカルSEO対策とは自社商圏の地域内で、検索結果の上位表示を目指すSEO対策のことを指します。たとえば、「地域名 葬儀社」や「地域名 お葬式」といったキーワードでの検索において、自社のウェブサイトが上位に表示されるようにすることです。
2. ローカルSEOの重要性
2023年現在、検索エンジン(Google)は、検索者の現在地を通信状況等から把握し、検索者のいる現在地と検索キーワードから最もふさわしいと判断できる検索結果を表示しています。
そのため地域住民に葬儀の需要が発生した際に、自社が検索結果に表示されることで、検索した閲覧者からのお問い合わせやサービスの利用につながる可能性が高まります。
3. ローカルSEOへの取り組み方
出典:Googleビジネスプロフィール
・Googleビジネスプロフィールの登録・最適化
まず、Googleビジネスプロフィールに自社を登録します。住所、電話番号、営業時間、写真などの情報を正確に入力します。
Googleビジネスプロフィール(https://www.google.com/intl/ja_jp/business/)
・口コミの蓄積
顧客からの口コミには積極的に返信をすることで、信頼性を向上させることができます。
・地域に特化したコンテンツの作成
地域の情報や地域に関連した記事をブログやウェブサイトに掲載することで、検索結果への表示機会が増加します。
・キーワードの最適化
地域名を含むキーワードをウェブサイトの各ページに適切に配置することで、検索結果の順位向上を目指します。
4. まとめ
ローカルSEO対策は、葬儀社として地域住民に葬儀需要が発生した際に発注の候補として検討してもらうために重要です。定期的な情報更新や地域に密着したコンテンツ作成を心がけることで、持続的に検索結果への上位表示を狙うことが可能です。
これからの葬儀受注数向上の取り組みに、是非とも活用してみてください。
[中小企業診断士/Webマーケター 地村健]