「チラシの反響が思ったより少ない…」
そんな悩みをお持ちの葬儀社様も多いのではないでしょうか。
実は、小規模事業者持続化補助金を活用して作成・配布できるチラシは、配布方法や内容を工夫することで、集客や問い合わせに大きな効果を発揮します。
特に、ターゲットを絞ったポスティングや、保存性を意識したチラシ作成が鍵です。
今回は、葬儀社向けに効果的なポスティング戦略とチラシの内容づくりのポイント、そして補助金を活用した成功事例をご紹介します。

ターゲット層を絞って、効率的な配布を実現
エンディングサービスに関心を持つのは主に50代・60代以降のハイミドル層や高齢者層です。
反対に、20代〜30代前半の若年層では関心が低く、反響も期待しにくいため、関心の高い層に絞ってチラシを届けることが重要です。
ポスティングなら、以下のような細かな設定が可能です:
- 高齢者世帯が多いエリアを選んで配布
- 一戸建て・二世帯住宅・分譲マンションなど住居タイプの指定
- 近隣エリアの中でも反響の見込める住宅地だけを狙い撃ち
新聞折込と違い、ポスティングは配布コストも抑えつつ、効率的な広告配布が可能。
ターゲットを明確にすることで、同じ予算でも反響率が大きく変わります。
多様な葬儀様式の提案で、潜在層へのアプローチ
現代の葬儀には「家族葬」「一日葬」などさまざまな選択肢があります。
ただし、多くの方は日常の中でそうした情報に触れる機会が少なく、「なんとなく興味はあるけれど後回し」になりがちです。
そこで効果的なのが、ポスティングチラシで「選べる葬儀」の存在をアピールすること。
「家族の想いを形にできる葬儀スタイルを選びませんか?」といったキャッチコピーで関心を惹き、潜在的なニーズを呼び起こすきっかけになります。
チラシを見た9割以上の人が内容に目を通すと言われているポスティング。
今すぐ問い合わせにつながらなくても、「気になったから取っておく」という行動に結びつくことも多いのです。
「保存型チラシ」で、選ばれる葬儀社へ
葬儀社の多くは、「万一の時」に初めて選ばれる業種です。
その選択は一瞬で決まる場合もあり、その時に「手元にあるチラシ」の存在が大きな影響力を持ちます。
そこでおすすめなのが「保存型チラシ」──
・高級感のあるタイプ
・葬儀マナーや流れを解説した読み物形式
・プラン内容や費用が分かりやすい構成
といった実用性と情報性を兼ね備えた紙媒体です。
家に置いておかれることで、家族内での情報共有や信頼性アップにもつながり、いざという時の選択肢の上位に食い込めます。客や売上の見込み)をしっかり記載することが、採択へのカギとなります。
ポスティング成功事例:保存型チラシで反響率200%増
ある葬儀社A社では、住民層の入れ替わりによる利用率低下に課題を感じ、
補助金を活用して「保存型チラシ」を作成し、ポスティングを実施しました。
- 表紙は葬儀マナーや手続きの流れをまとめたミニマナー
- 裏面では家族葬・一日葬など多様なプランを紹介
- 高齢者世帯が多い一戸建て住宅エリアを中心に配布
すると配布後2週間で前年同時期比200%の問い合わせ増を達成。
さらに、チラシが保存されたことにより、数ヶ月後にも問い合わせが続き、成約率は前年比130%アップという結果になりました。
まとめ|ポスティング×補助金で、集客を仕組みに
チラシは「配って終わり」ではなく、「誰に、何を、どのタイミングで伝えるか」が重要です。
小規模事業者持続化補助金を活用すれば、チラシの制作費・印刷費・配布費まで補助対象となり、効果的な集客施策が低コストで実現できます。
特に、
- 地域や住宅タイプでターゲットを絞ったポスティング
- 幅広い葬儀様式の提案で潜在ニーズにアプローチ
- 保存型チラシで「選ばれる一社」へ
といった戦略を組み合わせることで、補助金の効果を最大限に活かすことができます。
エンディング総研では、葬儀社様向けにチラシの企画・デザイン制作を専門に行っています。
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