【葬儀社に役立つ売上UPのヒント】 第42号
~販促、広告、Webサイト制作、デジタルマーケティングなどの戦略をお伝えします~
葬儀社こそSNS活用を!地域に選ばれるための発信術
近年、SNSは若年層だけでなく、中高年層にも広く利用されるようになり、葬儀業界においてもその活用が注目されています。
「広告はチラシだけ」「ネットは苦手」という時代はすでに過去のもの。
今やSNSは、地域住民とのつながりを強化し、事前相談や会員獲得のきっかけをつくる大切なツールとなっています。
SNSを活用すべき3つの理由
① 地域との“信頼関係”を築ける
SNSは、単なる情報発信だけでなく、地域とのコミュニケーションツールとして活用できます。日々の出来事やスタッフの紹介、地域行事への参加などを投稿することで、「親しみやすい葬儀社」としての印象を与えることができます。
② 葬儀の“新しい価値観”を伝えられる
現代の葬儀は多様化しており、「家族だけでゆっくりと見送りたい」「形式にとらわれないお別れがしたい」など、ニーズもさまざま。
SNSでは、こうした新しい葬儀のあり方を紹介することで、価値観の合うお客様との出会いにつながります。
③ 会員獲得・相談数の増加につながる
事前相談や終活セミナーの案内、会員制度の紹介などもSNSで行うことで、自然な流れでお問い合わせや会員登録につながるケースが増えています。
実際に、SNS経由での相談件数が増加した葬儀社の事例も少なくありません。
どのSNSを使うべき?
✅Instagram(インスタグラム)
写真や動画でのビジュアル訴求が得意。生花祭壇や会館の雰囲気、スタッフの様子などを伝えるのに最適です。ストーリーズ機能を活用すれば、イベントや相談会の告知もタイムリーに行えます。
✅Facebook(フェイスブック)
中高年層の利用が多く、文章中心の投稿がしやすいため、葬儀マナーや終活情報などの発信に向いています。
✅LINE公式アカウント
情報発信だけでなく、会員限定情報やクーポンの配信、1対1のやり取りにも活用できます。顧客との接点を深めるのに有効です。
成功のコツは「継続」と「共感」
SNS運用で重要なのは、難しいことではなく「継続」と「共感」です。
週に1回でも構いません。
・スタッフのちょっとした日常
・地元イベントへの参加報告
・お客様との心温まるエピソード(許可を得て)
こうした「人となり」が伝わる投稿が、見る人の心に響きます。
おわりに
SNSは、広告のように即効性のある集客ツールではありませんが、継続して発信することで、「この地域で信頼できる葬儀社」としての立ち位置を築くことができます。
まだ活用していない葬儀社様も、まずはひとつのSNSから始めてみてはいかがでしょうか?
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