
プランパンフだけでは伝わらない!葬儀社が作るべき用途別冊子とは
多くの葬儀社ではプランパンフレットや会社案内パンフレットを用意しています。葬儀単価の下落や施行件数の減少が課題となる中、いかに顧客単価を引き上げ、リピートや紹介につなげるかが経営のカギです。
そこで重要になるのが、用途別に設計された複数のパンフレット・冊子。
これらを戦略的に活用することで、葬儀社は売上増加、収益改善、競合との差別化を実現できます。
供養・法要ガイドブック
葬儀後に必ず必要となる法要や供養の流れをまとめた冊子。
- 法要の日程(四十九日・一周忌・三回忌など)
- 供花・返礼品・料理の手配方法
- 準備のチェックリスト
👉 施行後のお客様が「どうすればいいの?」と迷う場面を支えるツール。自然にアフター受注にもつながります。法要や供養を自社で完結させ、他社流出を防止。
お墓・納骨・樹木葬の案内冊子
近年は「永代供養」「樹木葬」など多様なニーズが拡大しています。
- 費用やメリット・注意点を整理
- 写真や図解でわかりやすく紹介
- 自社や提携先のサービスを案内
👉 「わからないから他社で調べよう」ではなく「この会社に相談しよう」と思っていただけるきっかけになります。樹木葬・永代供養など新需要を取り込み、新たな収益源を確保しましょう。
年間イベント・相談会案内冊子
人形供養祭や終活セミナーなど、地域住民と接点を持つ機会を年間でまとめた冊子。
- 開催スケジュール
- 過去の開催写真や参加者の声
- 申込方法・QRコード
👉 相談会を単発イベントで終わらせず、地域との継続的な関係構築に役立ちます。
年間を通じて地域住民と接点を持ち、将来の施行見込み客を増やしましょう。
スタッフ紹介冊子(ヒューマンブック)
「誰に任せられるか」が決め手となるのが葬祭業。司会者・納棺師・生花スタッフなどを紹介する冊子は、顔と想いを伝えることで温かみと信頼感を高めます。
👉 「人」で選ばれる時代に、競合との差別化ポイントになります。
ご遺族サポートブック(お手続き編)
葬儀後には、年金・保険・相続など膨大な手続きが待っています。
- 必要な手続き一覧
- 提出先・窓口の案内
- 専門家との連携サポート
👉 「ここまでフォローしてくれる葬儀社なら安心」という評価につながり、信頼の継続と紹介にも効果を発揮します。相続・保険・手続きサポートを通じて、士業連携による新たな売上機会を創出できます。
収益視点での効果まとめ
- 受注件数の増加(事前相談・終活冊子)
- 単価アップ(プランパンフレットでの追加提案)
- リピート売上(アフター冊子による法要・供花・返礼品)
- 紹介獲得(ブランドブック・スタッフ紹介)
- 新収益源(お墓・納骨・樹木葬冊子、士業連携)
👉 これらを整備することは「お客様対応」ではなく、経営課題である売上増加・収益改善の施策です。
まとめ
なぜ複数の冊子が必要なのか?
事前相談時に必要な情報と、施行後のアフターで必要な情報はまったく異なります。用途ごとに適した冊子を揃えることが、集客力・成約率・顧客満足度のすべてを高める近道になります。
さらに補助金を活用すれば、自社負担を抑えてまとめて整備することが可能です。
御社では「基本のパンフレット」以外に、こうした冊子を揃えていますか?
今こそ、補助金を活用してお客様に選ばれる仕組みを整える絶好のタイミングです。
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