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【葬儀社経営の羅針盤】これからの葬儀社経営のヒント 第42号
~受注件数UP・単価UP・コスト削減・人事戦略など最新の葬祭業情報マガジン~
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〇ー1.葬祭業専門コンサルタント 小泉悟志の目線ー〇
《生産性の指標を推移でみる》
12月に入り寒さが増し
いよいよ繁忙期に入りました
ただコロナ前と大きく違うのは
・二日葬が減った
・参列者数が減った
・火葬のみが増えた
などなど
業界には大きく逆風が吹いています
こんな中で物価が高くなり
社会的にも賃上げが求められる
ようになりました
このような状況の中で
同じ経営スタイルを続けることは
できますでしょうか??
当然 「生産性」をあげて
利益を確保していかなければ
企業の存続はありません
では生産性とはなんなのでしょうか?
一言でいえば
「従業員が同じ時間働いて利益が伸びる」
ことです
では何をするのか??
ここからは経営者の仕事です
経営者は従業員の時間をどう
有効的に使うのか
この仕組み作りが重要です
要望があれば
どう実践するか紹介します
〔葬祭業専門コンサルタント 中小企業診断士 小泉悟志〕
〇ー2.チラシ・パンフレット制作ー〇
マーケティング・クリエイティブディレクター 高橋吉昭の目線
《インターネットでのPRも見逃せない手段になりつつある》
皆さん、こんにちは
前々回から
「成果につながるSPツール制作の手順」について
ステップごとにご紹介していますが
今回は一回お休みで
ちょっと気になる調査結果についてお話しします
それは
シニアの方々にとって折り込みチラシは効果的なPR方法であるとともに
「インターネットでのPRも見逃せない手段になりつつある」
ということです
CCCマーケティング総合研究所が実施した
「シニアがよく見る情報源は何か?」
という年代別意識調査によると
対象者である50歳~84歳の上位は
「テレビ」「実店舗」「テレビCM」で
上位7番目に「折り込みチラシ」が入りました
注目だったのは上位6位に
「インターネットの広告・SNS上の広告」が入ったことと
加えて上位10位以内に
「オンラインショッピングサイト」
「動画サイト(YouTubeなど)」
「ポータルサイト(Yahoo!JAPANやMNSなど)」
などのインターネットメディアが入っていたことです
性別により若干の差があり
男性は
「インターネットの広告・SNS上の広告」とともに
「折り込みチラシ」を情報元として見ているようですが
女性は
「インターネットの広告・SNS上の広告」よりも
「折り込みチラシ」の方をよく見ているという結果でした
また「情報源として信頼しているか」という問いについて
「インターネットの広告・SNS上の広告」は
上位に入っていなかったことも注目です
つまりシニアの生活にインターネットは根付き始めているものの
まだ信頼を勝ち取るまで成熟はしていないと思われます
しかし
ちょっと前までシニア世代には縁遠い話と思われていた
インターネットメディアが見られるようになってきたことを考えると
いずれシニア世代の信頼も得ていくだろうと思われます
これらを考えると
「折り込みチラシ」という実態のあるPRはもちろん
「インターネットの広告・SNS上の広告」などの
インターネットメディアでのPRは
見逃せない手段のひとつといえそうです
〔マーケティング・クリエイティブディレクター高橋吉昭〕
〇ー3.ホームページの検索上位表示コンサルタント 八木則茂の目線ー〇
《エンゲージメント 第42回》
マーケティングの用語に
「エンゲージメント」という
言葉があります。
企業や商品・ブランドなどに対して顧客が
好感や、愛着を感じている状態を表します。
葬儀社のエンゲージメントは、
この葬儀屋さんに頼めば
よい葬儀を演出してくれるという
信頼感になるのではないでしょうか。
当然、皆さまのところに
顧客が葬儀を依頼するかどうかは
エンゲージメントの度合いが
大きく影響すると考えます。
エンゲージメントの醸成は
重要なマーケティング活動
であると考えます。
WebやSNSから情報を得る
現代においてエンゲージメントの醸成は
いくつか方法があると考えます。
ひとつは、葬儀を司る葬儀社のスタッフの
葬儀に対する考え方を知ってもらうこと
があると思います。
どのような葬儀を行う人たちなのか
分かっていると、葬儀を安心して頼めると
考えます。
葬儀を司る葬儀社のスタッフの
葬儀に対する考え方を知ってもらう
よい方法がブログだと考えます。
また、実際に葬儀を体験した人の
体験談も、エンゲージメントを
醸成するのに役立つと考えます。
HPに体験談を載せるのも
よい方法と考えます。
実際に葬儀を
経験した人の感想が
よいものであれば
自分も同じ経験を
したいと思うと考えます。
[ホームページ コンサルタント 八木則茂]