葬儀社が「終活支援事業」を始めるべき理由
【葬儀社に役立つ売上UPのヒント】 第56号
~販促、広告、Webサイト制作、デジタルマーケティングなどの戦略をお伝えします~
─ これからの時代に選ばれる葬儀社の新しいスタンダード ─
終活支援は“地域の信頼”をつくる入口になる
終活支援を行う葬儀社が増えています。
理由は明確で、事前相談の前段階で地域の方々との関係を築けるからです。
終活セミナー
エンディングノート書き方講座
相続・お墓・介護など専門家との合同相談会
葬儀費用の考え方セミナー
こうした取り組みを通じて得られるのは、
「困ったときはあの葬儀社に相談しよう」という心理的つながり。
広告やチラシとは異なり、“信頼にもとづく集客”が生まれます。
終活支援は「問い合わせ数の増加」「単価アップ」につながる
終活支援を行う葬儀社では、以下のような好循環がよく生まれています。
終活セミナー → 事前相談へ
終活の場で信頼してもらえると、
「まだ先だけど話だけ聞きたい」という声が増えます。
事前相談 → 会員入会
料金体系やプランの説明をした上で入会につながりやすくなり、
リピート率・紹介率が大きく向上します。
終活支援 → アフターサポートの受注
遺品整理、お仏壇、お墓、相続、不動産など、
葬儀後のお困りごとを丁寧につなぐことで、
顧客単価の底上げにもつながります。
葬儀だけに依存しない、
“複線型の収益モデル”を構築できるのが大きな強みです。
終活支援は「地域包括ケア」「行政」「専門家」との連携を生む
地域包括支援センター、行政、介護・医療・士業など、
地域の専門職との情報交換が増えることで、
葬儀社の存在価値は「単なる葬儀の窓口」から
“地域の安心を支える拠点”へと変化します。
この連携は、
介護施設からの紹介
成年後見や信託などの相談
お独り様・身寄りのない方のサポート
など、今後確実にニーズが高まる領域でもあります。
終活支援を行う葬儀社は「選ばれる理由」が増える
消費者の葬儀社選びは大きく変わっています。
事前相談をしている
セミナーを開催している
終活の情報発信を継続している
会員制度がしっかりしている
アフターサポートが手厚い
こうした“安心できる仕組み”を持つ葬儀社は、明らかに選ばれています。
特に、比較サイト・大手仲介が強い時代において、
地域密着の葬儀社が勝つための武器が「終活支援」です。
終活支援事業は「スタッフ育成」の面でも大きな効果
終活支援を行うと、スタッフのスキルにも変化が出ます。
説明力が高まる
提案の幅が広がる
相談対応が丁寧になる
ご家族の不安を汲み取る力が強くなる
これは葬儀現場でも大きなプラスに働き、
サービス品質の向上=リピートや紹介の増加につながります。
まとめ:終活支援は“お客様のため”であり“葬儀社の成長のため”でもある
葬儀件数が減少し競争が激しくなる中で、
終活支援は「地域から選ばれる理由」をつくり、
「新しい収益の柱」を生み出し、
「スタッフの成長」にもつながる取り組みです。
そして何より、
困っている方が“相談できる場所”になれること。
これこそ、これからの葬儀社に求められる最大の価値です。
エンディング総研では、
終活セミナー企画、チラシ制作、会員制度づくり、補助金の活用など、
貴社の終活支援事業を一貫してサポートしています。
「うちでも取り入れたい」「何から始めたらいい?」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
〖葬祭業専門コンサルタント 小泉悟志〗
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