
葬儀社様のパンフレット事例紹介ー株式会社しんこう様ー
価格改正をきっかけに「統一感」と「選びやすさ」を高めたパンフレットへ
茨城県境町で長年地域に根ざした葬祭サービスを展開されている株式会社しんこう様より、パンフレットの全面リニューアルをご依頼いただきました。今回は、価格改定を機に、既存の葬儀パンフレットと家族葬パンフレットの両方を刷新するというご相談です。
価格変更のタイミングにあわせた更新ではありますが、単なる数字の差し替えではなく、「より伝わりやすく、より信頼感のある資料にしたい」というご要望のもと、デザイン・構成・訴求軸すべてにおいて見直しを図りました。
統一されたデザインでブランドの安心感を表現
リニューアル前のパンフレットでは、それぞれに異なるトーンのデザインが用いられており、用途に応じた分かりやすさはあった一方で、一体感や統一感がやや弱い印象がありました。
今回のリニューアルでは、しんこう様のコーポレートイメージとして定着しているやさしい緑をベースカラーに両パンフレットの表紙を統一。
視覚的な連続性を持たせることで、どの資料を見ても「しんこうらしさ」が伝わるようにブランドイメージを強化しました。
特に、初めて資料を手に取るお客様やご家族の方々にとって、安心できる雰囲気があるかどうかは重要な判断基準のひとつ。
やさしく穏やかな緑のトーンは、緊張感のある状況の中でも心を落ち着けてくれる色であり、安心して任せられる葬儀社としての印象形成にもつながっています。


すぐに会員価格が適用される強みを迷わず伝える構成へ
今回のリニューアルで最も大きなポイントの一つが、「会員価格を前提とした価格構成」です。
しんこう様では、葬儀の受注時にその場で会員登録をすれば、すぐに会員価格が適用される仕組みが整っており、多くのお客様が実際に会員価格で葬儀を利用されています。
こうした実情を踏まえ、通常価格ではなく「会員価格」を前面に打ち出すスタイルへと大胆に変更。
パンフレットの価格ページには、読み手が価格の意味を迷わず理解できるよう工夫しました。

情報整理と構成見直しで「わかりやすさ」を追求
価格改定を機に、デザインだけでなく情報の整理と構成の見直しも徹底的に行いました。
例えば、サービスごとの内容比較や費用の違いが一目でわかるように表やアイコンを取り入れ、年齢層問わず読みやすいレイアウトに配慮。
また、式場案内や会員制度の特典なども、必要な情報がすぐに見つかる構成に再編成しています。
これにより、現場スタッフが説明しやすくなるだけでなく、ご家族が自宅で見直す際にも安心して読めるツールとなりました。


補助金の活用で効果的な販促ツールづくりを
今回のリニューアルの背景には、「価格が変わったから直す」という理由以上に「パンフレットを通じて、お客様との信頼関係を深めたい」というしんこう様の強い想いがありました。
パンフレットを手に取った方が、価格だけでなく、その中に込められたしんこう様の姿勢や誠実さを感じていただけるように。
そして、スタッフが言葉にする前から、「ここなら安心できる」と思っていただけるように。
私たちエンディング総研では、パンフレットそのものを信頼を伝えるメディアとして設計することを大切にしました。
今回のようなパンフレット制作・リニューアルは、小規模事業者持続化補助金を活用して進めることも可能です。
従業員5名以下の事業者様であれば、補助対象となるケースも多く、価格改定や会員制度の周知といった販促強化の目的に適した支援が受けられます。
エンディング総研では、補助金申請のサポートから制作・印刷・活用方法までをワンストップで支援しております。
「パンフレットをつくりたいけれど、コストが気になる…」という場合も、ぜひ一度ご相談ください。

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